関西アーバン銀行の歴史

関西アーバン銀行は、平成16年2月1日に関西銀行と幸福銀行という関西資本の第二地方銀行の経営を受け継いだ「関西さわやか銀行」とが対等合併して発足した比較的新しい銀行です。その後、平成20年3月1日に滋賀県を本拠地とするびわこ銀行を吸収合併する形になり、エリアとしては大阪府内と滋賀県内を中心に営業する第二地方銀行として現在営業を行っています。定期預金の金利も高いので、メディアなどでの露出を通じて、目にする機会も増えてきています。

平成16年度頃と言えば、バブル経済の崩壊で生まれた不良債権が多くの金融機関の経営を圧迫していましたが、関西銀行と幸福銀行、それに関西さわやか銀行と名前が変わって行く過程では、不良債権の処理が進まないために金融機関同士が合併していかざるを得なかったという事情があります。後年のびわこ銀行との合併についても同じように不良債権処理が単独では難しかったびわこ銀行を吸収合併したという経緯があります。

ですが、資産力が乏しい銀行同士が合併しても、慢性的な資産力不足が一気に解消されるわけではなく、関西アーバン銀行発足時には三井住友銀行の傘下に入り、後に子会社化されることとなりました。これで親会社の資産力を生かした経営が行えるかと思いましたが、メガバンク並の金利が提供されるようなことはなく、現状において子会社化されたメリットが顧客に還元されているわけではありません。

傘下銀行と言うこともあり、親会社である三井住友銀行のATMでは関西アーバン銀行の出金手数料は自行扱いとなるので日中無料になるほか、ゆうちょ銀行やセブン銀行、それにイオン銀行と提携を結びそれらのATMでも入出金手数料が自行扱いとなり、日中無料になります。このように提携から生まれる新しいサービスを、いかに新規顧客の獲得につなげるかと言うのが今後の関西アーバン銀行の課題でもあるのです。